まことの愛は消えることのない火
バートランド・ラッセル
心の中でいつも燃えている
病むことも、死ぬことも、冷めることもない
おのれの道を逸れることも決してない
一人の人をほんとうに愛するとは、すべての人を愛することであり、世界を愛し、世界を愛し、生命を愛することである。
エーリッヒ・フロム
誰かを愛するというのはたんなる激しい感情ではない。
それは決意であり、決断であり、約束である。
エーリッヒ・フロム
愛されるには、そして愛するには、勇気が必要だ。
ある価値を、これがいちばん大事なものだと判断し、思い切ってジャンプし、その価値にすべてを賭ける勇気である。
エーリッヒ・フロム
愛するということは、
なんの保証もないのに行動を起こすことであり、
こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。
エーリッヒ・フロム
愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。そのなかに「落ちる」ものではなく「みずから踏みこむ」ものである。
エーリッヒ・フロム
愛は、人間のなかにある能動的な力である。
人をほかの人びとから隔てている壁をぶち破る力であり、人と人とを結びつける力である。
エーリッヒ・フロム
私自身は、ロマンチックな恋愛は人生が提供しうる、最も強烈な歓喜の源だと信じている。
お互いに情熱と想像力と優しさをもって愛しあっている男女の関係には、測り知れない価値のある何かがある。
バートランド・ラッセル
今日だけは、恐れないようにしよう。
特に幸福になることを恐れたり、
美しいものを楽しむことを恐れたり、
愛することを恐れたり、
私の愛する人が私を愛していると信じることを恐れないようにしよう。
シビル・F・パートリッジ
幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。
未成熟の愛は「あなたが必要だから、あなたを愛する」と言い、成熟した愛は「あなたを愛しているから、あなたが必要だ」と言う。
エーリッヒ・フロム
幸福に寄与する愛情は、人びとを観察することを好み、その個々の特徴に喜びを見いだすたぐいの愛情である。
バートランド・ラッセル
「愛」の前で自分の損得を考えること自体ナンセンスだ。
そんな男は女を愛する資格はない。
岡本太郎
最上のタイプの愛情は、相互に生命を与えあうものだ。
おのおのが喜びをもって愛情を受け取り、努力なしに愛情を与える。
そして、こうした相互的な幸福が存在する結果、おのおのが全世界を一段と興味ぶかいものと感じる。
バートランド・ラッセル
あまりにも強い自我は一つの牢獄であって、もしも、人生を目いっぱいエンジョイしたいのであれば、人はそこから逃げ出さなければならない。
本物の愛情を持ちうる能力は、この自我の牢獄を抜け出した人の特徴の一つである。
バートランド・ラッセル
純粋な愛は生産力の表現であり、そこには配慮、尊重、責任、理解(知)が含まれている。
愛は誰かに影響されて生まれるものではなく、自分自身の愛する能力にもとづいて、愛する人の成長と幸福を積極的に求めることである。
エーリッヒ・フロム
愛するためには、性格が生産的な段階に達してなければならない。
この段階に達した人は、依存心、ナルシシズム的な全能感、他人を利用しようとかなんでも貯めこもうという欲求をすでに克服し、自分のなかにある人間的な力を信じ、目標達成のためには自分の力に頼ろうという勇気を獲得している。
これらの性質が欠けていると、自分自身を与えるのが怖く、したがって愛する勇気もない。
エーリッヒ・フロム
捕まえたときに、
エイブラハム・リンカーン
追いかける楽しみは終わる。